りれるデス。
今回の記事の内容は初心者さん向けというよりは、記事を書くのに慣れてきた中級者向けの内容です。
既に100記事前後書いてるけど、なかなかアクセスが上がらない・・・そんなお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ブログ開設当初は仕方ありませんが、それくらいになると狙ったカテゴリーでそれなりに評価されだしてもいい頃。
それでも納得のいく数字になっていない場合は、一度考える時間が必要かもしれませんよ。
今日は、自分のブログを振り返る際のヒントをご紹介します。
ブログは見てもらうもの
好きなことを好きなように書ける、それがブログの醍醐味であり、趣味で情報発信するだけならそれで全然です。
たまに唯我独尊的な感じで当たっているブログもありますが、そういうのは稀な例なので私はあまりオススメしません。
何が言いたいのかと言うと、「読んでもらいたい」と思うのであれば、読者さんを常に意識することが重要だということ。
ちょっとキツイことを書きますが、たくさん記事を書いているのにアクセスが増えないのであれば、それは何かしらの問題があると思ったほうが良いです。
これから紹介する内容に、もし心当たりがあれば明日からでも意識してみると良いですよ。
01アクセスが増えない理由を知る
ブログへのアクセス元で大別すると大きく3つあり、1つは検索エンジン、2つめがSNS、3つめはブックマークやお気に入り、他の人のブログからの紹介などが挙げられます。
ここで一番重要なのが検索エンジンからのアクセスで、人によって割合は変わるかもしれませんが、私の場合は検索エンジン8割、SNS0.5割、ブクマ1.5割くらいな感じです。
こうやって考えてみると一目瞭然ですが、アクセスが増えないのは「検索エンジン」からの評価が低いので、ほとんど表示されていないってことですよね。
つまり、アクセスを増やすには、まずは検索エンジンに対して取り組むのが一番の近道なんです。
02「書きたいこと」ではなく「知りたいこと」を書く
検索エンジンの存在意義は、検索されたキーワードに対して最適と思われる情報を順番に表示していくこと。
そして、アナタの書いているブログテーマに関連したキーワードを検索している人は、未来のブログの読者さんと言っても良いですよね。
要は、この未来の読者さんたちが、疑問に思うこと、知りたいと思うことを書いてあげればいいんです。
初心者と中級者の方の違いはこういった部分にあって、ブログで収益がある(アクセスがある)人の大半はこういうことを考えて記事を書いています。
検索キーワードの見つけ方
ブログのテーマや方向性がしっかり定まっている人ほど、この見つけ方で書くことが出来ます。
逆に、そういったブログの芯となる部分がしっかり定まっていない方は、まずはそのあたりを決めたほうが良いですよ。
ここで2つ、簡単な検索キーワードの探し方をご紹介します。
- キーワードサジェストを参考にする
検索窓には「サジェスト」という機能があり、何かのキーワードで検索すると、そのキーワードと一緒に検索されるキーワードを表示してくれる機能があります。
“プレステ5″と検索すると「+予約」「+値段」「+抽選」「+ソフト」「+違い」と表示されますが、コレのことです。
これらのキーワードについて記事にすれば、検索エンジンはもちろん、検索ユーザーにとっても答えとなる記事が書けますよね。
- 検索されそうなワードを予想する
先程同様に”プレステ5″を例にすると、他にも検索されそうなキーワードがいくつか予想できませんか?
例えば、「+販売情報」についても知りたいでしょうし、「+キャンペーン」についても調べる人がいるかもしれません。
サジェストワード以外にも、おそらく「こんなキーワードも検索されるだろう」ってのを先に書くことが出来るようになったら1人前です。
03タイトルで読んでもらえるかどうかが決まる
検索キーワードに対して完璧な内容の記事だとしても、検索結果として表示されるのはタイトルだけ。
つまり、タイトルがキャッチーでないとクリックされないということです。
ですので、タイトルで「面白そう!」「答えがわかりそう!」「役に立ちそう!」と思ってもらえないと、クリックしてもらえない=アクセスが増えないんです。
そんなタイトルをつけるには、コピーライティングというスキルが必要になってきます。
タイトルの付け方については別記事でご紹介しようと思っていますので、ここでは私が週に1回は読み直している本をご紹介しておきます。
参考になったコピーライティング関連の本
ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック
情報があふれる現代において、「タイトル」「見出し」「決めゼリフ」など、受け手の気持ちをとらえて離さないワンフレーズが、何より重要です。本書は、仕事で一番必要なのに、これまで誰も教えてくれなかった“刺さる、つかむ、心に残る”コピーのつくり方を、ビフォー&アフター形式で解説。
644円(Kindle版)
04本文は検索ニーズを読み取って書く
そのキーワードで検索したということは、その裏には「こんなニーズが隠れているはず!」っていうところまで考えて書けると、より答えとして完璧に近づいていきますよね。
また”プレステ5″を例にしてしまいますが、「プレステ5+予約」と検索してきた人は、何故このキーワードで検索してきたのでしょうか?
プレステ5の先行予約は2020年9月18日から始まっていたそうで、ニュースが流れたばかりの頃はだいぶ検索されたキーワードだと思われます。
で、答えとして最適なのは、いくらでどこで、いつ予約できるか、そして抽選なのか先約順なのか、などの情報ですよね。
これらの内容を深堀りして書いてあげると、その記事を読んだ人は嬉しいんじゃないでしょうか。
05検索エンジン対策は読者ファースト
検索エンジン対策のことをSEOと言いまして、今日紹介した内容はほんの一部でしかありません。
もちろん、小手先というかひと手間で出来る対策も色々ありますが、それはブログデザインなどと同じで、記事を書き終えてから余った時間で少しづつやる感じで十分。
タイトルにしかりSEOにしかり、中身が伴っていなければ結局は次に続きませんので、まずは検索キーワードをもとに記事を書いていくのが第一歩だと思いますよ。
ただし、サジェストキーワードは、ライバルやトップクラスのサイトでも同じことを考えてやっているので、なかなか検索1位を取るのは難しいです。
ぶっちゃけ、何位を取れるかはわかりませんが、検索されているキーワードでインデックスされる可能性は高いので、少ないながらもアクセスを集めてくれるのは間違いありません。
ですが、検索されるであろうキーワードを予想して書けるようになると、ライバルが少ない段階で書ければ、その検索ワードで検索されたときにSEO的には弱くても上位表示される可能性が高くなりますよ。
06SNSは「タイトル」と「アイキャッチ」
検索エンジン対策が受け身のアクセスアップだとすると、SNSへの対策は攻めのアクセスアップと言えます。
ただし、冒頭も書いたとおり、SNSはフォロワーさんの数と質が圧倒的でないと効果が薄いことから、二の次という位置づけでお話します。
さて、SNS対策に話を戻しますが、ツイッターやフェイスブックをやってる方だったらわかると思うのですが、リンクを貼る際にOGPを設定しておくとタイトルはもちろんですが、アイキャッチなんかも一緒に表示されますよね。
ですが、逆に言うと、発信できるのはこの2つだけなので、リンクを貼る記事のタイトルとアイキャッチが非常に重要になってくる、ということです。
しかも、SNSの場合は自分が伝えたいことを発信できるので、検索キーワードというよりは、フォロワーさんの趣向に合わせた内容がクリックされやすい傾向にあります。
07ブクマやお気に入りされるには
この手のアクセスは、一般的にはアナタのブログのファンになってくれた方が定期的に読むために行うので、日々の執筆活動がものを言います。
ですが、それ以外にもブログそのものではなく、記事をブクマしてくれたりするケースがあるんです。
それは、HOWTO記事やまとめ記事です。
完成度の高いHOWTO記事やまとめ記事は、何度も読み直すことがあるためブックマークしておく人が多いんです。
正直こういった記事は書くのに凄く時間が掛かるため毎回は書けませんが、SEO的にも強い記事ができやすいので幾つかトライされると良いですよ。
アクセスを集める記事まとめ
アクセスを増やすには、検索エンジンやSNS、ブクマなどのダイレクトアクセスに対して対策を行う必要があるとお伝えしてきました。
ですが、全部思い出して欲しいのですが、どれも自分の書きたい記事・・・というよりは、未来の読者さんの為に書いているということに気が付きましたでしょうか。
もし、思うようにアクセスが集まってこないと感じている方がいらっしゃれば、一度ブログ内の記事を読み返してみてください。
本当にその記事は、読者さんの役に立っていますか?多くの人がその内容を知りたい、もしくは興味を持つ内容になっていますか?
私たちは芸能人ではないので、日常のことを書いてもなかなか読んでもらえません。
だって、この記事を読んでくれているアナタは、タイトルや内容が「イエローハットでコーティングの相談をしてきました」だったら読んでませんよね。
つまり、そういうことなんです。
ブログテーマに沿って、自分が想定している読者さんの役に立ちそうな記事を書く、これが重要だということです。
少し長くなってしまったのでこの辺で切り上げたいと思います。
この記事が悩まれている方にとって、少しでも役に立っていれば幸いです、では。
コメント