りれるです、今更ですが、あけましておめでとうございます。
年明けから忙しい毎日を過ごしていますが、そんな中更新しよと思ったのは、2021年12月ある目標を達成した(はず)から。
ある目標とは、月収200万円の壁でして、振り込みは2月なのでまだ確定したわけではないですが、去年の1月にはまったく見えなかった額なので超嬉しい。
そんなわけで”やる気”に満ち溢れている今書いているのは、稼ぎの源泉とも言うべき“売るための記事”について。
ズバリ!セールスライティングの書き方について解説していきます。
かなり長文になりそうな予感もしていますが、以下のような方は是非参考にしていってください。
8,000文字の長文になってしまったので時間の無い方は読まないほうが良いです(汗)
- アクセスはそこそこあるけど思ったより稼げない
- 収益源がアドセンスしかない
- ASP案件をバリバリ売りたい
売るための記事の書き方
まず前段ですが、売るための記事の書き方がセールスライティングです。
こういう記事を1つ、2つ持っていると、アクセスが何十万PVとか無くても、しっかり稼げるようになります。
以前の記事でも書きましたが、ブログには集客用の記事と稼ぐための記事の2つがあり、内容もやることも全然違うんです。
どれくらい違うのかと言うと・・・
売るための記事 セールスライティング | 集客用の記事 | |
---|---|---|
目的 | コンバージョン | アクセス |
タイトル | キャッチーなヤツで | SEOを意識したタイトル |
各見出し | ビビっとくるヤツで | SEOを意識したタイトル |
記事構成 | 新PASONAの法則 | SDS法、PREP法 |
画像など | 目を引く画像+文字 | オリジナル画像/写真 |
装飾など | 小技があると尚良し | 太字&マーカーくらいでOK |
ペルソナ | 詳細に設定する | ぶっちゃけ必要ないかと |
ちょっと極端な書き方をしましたが、大げさでなく”売るための記事”と”集客用の記事”はまるで違うことがおわかり頂けたかと思います。
わかりやすい違いとしては、セールスライティングはSEOをあまり意識しなくても良いってこと、その辺りから解説していきます。

SEOは不要
アクセスないと売れないじゃん→仰るとおりです。
そして一般的にアクセスを得るには、SEOを頑張って検索エンジンから見に来てもらうのが定番ですが、他にもアクセスを得ることは出来ますよね。
それは内部リンクです。
簡単に言うと、集客用の記事でブログ全体にアクセスしてもらい、そこから「売るための記事」に誘導するので、SEO対策なんてする必要がないってことなんです。

記事をわける理由
SEOを意識して書くと、タイトルにしかり、見出しにしかり、お堅い感じになっていきません?
対策キーワードはなるべく左寄せ!とか、見出しにも類義語を入れよう!とか・・・なんなら本文も正しい日本語で顔文字はNG、そんなんじゃ熱い想いを表現できないわけですよ!
だからこそ、売る記事は売ることに特化するため、集客は集客用の記事にお任せしましょ、ってことです。
文章だけで人に行動させるには、それなりの表現と説得力、熱意がないと難しいので、こういう役割分担が必要ってことです。
セールスライティングの書き方
だいぶ前置きが長くなりましたが、ようやく本題のセールスライティングに辿り着きました。
セールスライティングのイメージはなんとなく掴んでいると思いますが、いまいちどポイントを”おさらい”していおきたいと思います。
- アクションを起こさせることをゴールに書く
- SEOは気にせず、読みやすさとテンポを大事に
- 新PASONAの法則を用いてストーリーをつくる
- ペルソナを明確にして、その人に向けて語りかける
- 画像はオリジナルでなくてもいいので目が止まるものをチョイス
- 装飾で単調にならないように
ポイントとしては大体こんな感じ。
この6項目を抑えた上で、事項より読み進めてください。
新PASONAの法則
新PASONAの法則とはセールスライティングにおける、重要な6つの要素の頭文字を並べたもの。
Problem・・・悩み
Affinity・・・共感
Solution・・・解決策
Offer・・・提案
Narrow down・・・絞り込み
Action・・・行動
アフィリエイト案件で成果を出すということは、自分のブログの読者さんにサービスや商品を購入(加入)してもらうワケですよね。
ですが、多くの場合「よし、すぐに買おう!」という人はほとんどいなくて、「イイとは思うんだけど、どうしよっかなー・・・」って状態であることがほとんど。
そんなフワフワな人に購入(加入)を決意させるため、6つのパートを用いてそういう気持ちにさせるのがセールスライティングなんです。
取り扱う案件によって順番は変わることもありますが、基本的にはこの流れに沿って書くだけで、ある程度カタチになります。
なお、最近ジムにいけずに正月太りしてきたこともあり、ダイエットサプリ案件を例に解説してみようと思います。
Problem(悩み)
アフィリエイト案件として登録されている商品やサービスは、悩みを解決するもの、もしくはワンランク上の何かを提供するものの2つに大別できます。
ダイエットサプリ案件の場合、「痩せたい!」という悩みを解決するためのものですし、もっと言うと、痩せてカッコよくなりたい!という潜在的な願望も含まれています。
ですが、記事を読み始めたばかりのときは「痩せたい!」とは思っていても、今すぐ痩せる必要があるとは思っていないので、読者さんの多くはまだフワフワしています。
ですので、このProblemパートで、「今すぐ痩せたい!」という気持ちにさせてあげる必要があるということです。
Affinity(共感)
見ず知らずの人に「痩せないとヤバいよ!」と言われても、「はぁ?お前にそんなこと言われたくねーわ」ってなりません?
もしくは、「あなたは元々太らない体質なんでしょ?」と思われてしまったら、この先どんなことを書いても、きっと読者さんには響きませんよね。
だからこそ、このAffinityパートが必要なんです。
私もあなたと同じで太っていたんです・・・痩せるためにアレコレ試したんですけどダメでした、みたいな話が出てくると、急に親近感が湧いてくる、そういう経験ありませんか?
Solution(解決策)
いつまでも傷の舐め合いをしていても仕方ありませんので、ハッピーエンドになろうじゃないですか。
同じ悩みを持った人が、ついに夢を叶えるんです!
○○という成分が入ったサプリを飲んでいたら、毎日デスクワークしているだけなのに痩せちゃったwみたいなね。
Solutionパートでは、何故その成分が良いのか、どんな変化があったのかをたっぷり語ってください。
Offer(提案)
ここまで読んできている読者さんは、その○○という成分が入ったサプリが気になって仕方ない・・・ハズ!
もう勿体ぶらずに教えてあげましょう、あなただけに。
○○という成分が入ったサプリは「□□」というんです!!と。
offerパートで、その成分がどれだけ配合されているのか、他にどんな成功事例があるのか?この商品の魅力を余すこと無く伝えましょう。
Narrow down(絞り込み)
ありがちなのは数量限定とか、在庫が薄いとか。
このNarrow downパートでやることは、今すぐポチらないと買えないかもしれないよ!?と思わせることです。
ここでの押しが弱いと、もうちょっと他の人の口コミとかも調べてみようかなー・・・と思われてしまい、自分のブログから買ってもらえない可能性が出てきます。
それじゃあ頑張って書いた意味がないですよね、そうならないためにも、しっかりとこのパートで「今すぐ欲しい!」という気持ちになってもらう必要があるということです。
Action(行動)
あとはボタン(リンク)をクリックしてもらうだけなんですが、ここでも”ひと押し”出来ると最高です。
Actionパートでは価格や申込み方法などを記載することが多いのですが、今なら半額で買えます!とか、特典で○○もおまけでついてくる!とかですかね。
私の場合は、半額で買えるような案件であれば、最初は通常価格で書いていき、このパートで「今だけ半額」という見せ方をしたりもします。
ストーリーの作り方次第ですが、どこでどの情報を出すのかは結構重要なので意識すると良いですよ。
記事の書き方
SEOを意識する必要はないので、タイトルやH2にキーワードを含めたり・・・そんなことは無理にやる必要はありません。
とは言え、なんでも良いのかというとそうではないので、どんなことに気をつければいいのか、そのあたりを解説していこうと思います。
なお、オリジナル写真を使う、alt属性を書くなどもSEO対策の1つですし、文章の書き方も似たようなものなので、この項目で全部まとめて説明しちゃいます。
手抜きではないんですが、まだまだ長くなりそうなので・・・(フリです)
- タイトルの書き方
- Hタグの使い方
- 画像の使い方
- 文章の書き方
タイトルの書き方
セールスライティングにおけるタイトルは、兎にも角にも「この記事、読みてー!!」と思わせるキャッチーなタイトルである必要があります。
なぜなら、検索エンジンは関係なくても、ブログ内で誘導するにあたり、リンクなりバナーなりをクリックしてもらわないといけないからです。
冒頭紹介したように、集客用の全ての記事に誘導用のリンクを設置しても、記事を読み終えた読者さんが読みに来てくれないと意味がない。
ですので、SEOなんて無視して、「うぉー何これ!!面白そう!!」「これならオレの悩みも解決できそうだ!!」みたいなタイトルを付ける必要があるということです。
Hタグの使い方
一生懸命記事を書くんですが、残念ながら多くの人は飛ばし読みしていきます(汗)
ぶっちゃけこの記事もガンガン飛ばされていると思ってますが、そんな人も目を止めるのがHタグ=見出しです。
つまり、この見出しで「おっ!?」と思わせることが出来れば、その段落を読んでもらうことができるというわけ。
逆につまらない見出しだとそのまま離脱もあり得るので、見出しを上手に使っていきましょう。
画像の使い方
これも見出しと同様で、どんなに飛ばして読んでいく人でも、画像だけは一瞬目を止めてくれます。
取り扱う案件にもよりますが、オリジナル写真とかにこだわる必要はないので、「何これ?」と思わせられればOK。
先程と同様に画像で目が止まると文章に戻ってきてくれます。
また、画像だけ流し読みしていく人もいるので、文字などを入れることで更に目を止めさせることが出来るので、ちょろっと何か一文入れるのもオススメです。
文章の書き方
太字、文字サイズ、マーカー、背景色などなど、この辺を駆使していくわけですが、ポイントをいくつか書きますので参考にどうぞ。
- 一文は短く、改行<br>して読みやすくのあり
- 一段落は3行から4行程度、スマホの画面が文字のみで埋まったら書きすぎ
- 難しい言い回しはしない、読みやすさを最優先
- 単調にならないように語り口調で
- 赤は警告色なので使うタイミング注意
- 装飾もいいけどガチャガチャしすぎないように
あとは、口コミやオファーの前に下矢印(▼▼▼▼)とか、公式サイトへのリンク(に見せたアフィリエイトリンク)は右寄せにする、などの小技も効きますね。
ちなみに吹き出しを多用する人がいますが、私は辞めたほうがいいと思っていて、ワンポイトで、且つ、読者さんが思いそうなことをポロッと呟くような使い方がオススメ。
▼ ▼ ▼ ▼
(次に答えが書かれているであろうことを連想させる=読み進めてくれる)
例えば、9,800円のダイエットサプリを紹介している場合、どう考えたって安くないので、それをゴリ押しするのではなく・・・

ぶっちゃけ高いですよね・・・私もそう思います。
(読者さんの気持ちを代弁することで共感を得る)
のように、読者さんの思っていることを代弁すると、ここでも共感を得ることが出来ます。
高いものは高いに決まってますから、それをゴリ押しすると信頼を失いますので、共感した上で高い理由を説明すればいいんです。
まあこの辺は小手先なので、ほどほどでいいと思いますけどね。
リードの書き方
記事を書くとき、おそらく多くの方がリード文を書いていると思います。
私はあまり得意ではないんですが、もし書かずにいたなら書くことをオススメしますよ。
長すぎず簡潔に、 3行から4行程度でサラッと書きつつも、インパクトのあるリードで読者さんを掴んでください。
運動一切なし!変わらずデスクワークしてるだけで、マイナス10キロの体重減に成功しました!←つかみ
この記事では、誰でも出来る簡単なダイエット方法について紹介します。 ←要約
ポイントは○○と□□の2つだけ、簡単そうでしょ?←要約
順番に説明していきますので、是非参考にしていってください。
共感パート・スタート
他にもいくつかパターンはありますが、手っ取り早いのは「えっ、なにそれ?」と興味を持ってもらうことと、簡単な要約を伝えること。
すぐに中身を知りたい人が多いので、この記事で何を得られるのかを示してあげることで、 読者さんにとって読む価値があると示してあげることが大切。
ただし、要約で満足されても困るので、ダイエットの例で言うな商品名は伏せつつ、成分名や方法についてを書くようにしています。
案件の選び方
さて、そろそろこの記事も終盤に差し掛かってきましたが、アフィリエイト案件はどう選ぶ?という話。
まず大前提として、ご自身のブログジャンルに関連のあるものでないと、ブログ内から誘導できません。
また、出来れば自分自身もそのサービスや商品を使っていて、これはイイ!と思っているものがベスト。
それ以外に幾つかポイントを書いておきます。
案件を選ぶ際のポイント
- 特典があると尚良し
- 割引があると尚良し
- クーポンがあると尚良し
- 競合商品よりも優れた点がある(必須)
- お悩み改善系
- LPをチェックすること(必須)
①特典や②割引、③クーポンはあれば売りやすい程度ですが、④競合と比べて優位性がない商品は取り扱わないほうが無難。
あと⑤ですが、最初のほうでも書きましたが、悩み改善系の商品のほうが訴求しやすいですね。
悩み改善系は必要な度合いが高いので、ちょっとしたキッカケや気付きがあれば行動してくれやすいんですが、快適さ、便利さを売り込む商品は、本来必要のないものなので、よほどのオファーでないと行動まで持っていけません。
そして、優位性と同じくらい重要なのが、⑥そのサービスや商品のLP。
私たちのブログで決済するわけでなく、そのサービスや商品のLPに送客するだけなので、LPが弱いとどんなに送客しても売れてくれませんのでご注意を。
LPの良し悪しの見分け方
・LP内で決済できる
・決済方法が豊富
・デザインがダサくない
・自分自身でまあ買ってもいいかな?と思える
ペルソナの設定の仕方
取り扱う商品次第ですが、悩みの深い商品であればあるほど細かく設定したほうが成果が出やすいです。
というのも、悩みが深い商品というのは、ターゲットを絞りながら深いところまでリサーチしないと、その人に刺さるキーワードが出てこないんです。
例えば、以下のようなペルソナを設定した場合
- アラフォー
- 男性
- デスクワーク
- 運動嫌い
- ご飯が好き
太るに決まってるわ!って人物像(私)なんですが、ざっくりイメージしてしまうと、なぜ痩せたいのかもイマイチ見えてきません。
では、先程のペルソナに幾つか項目を足してみます。
- アラフォー
- 男性
- デスクワーク
- 運動嫌い
- ご飯が好き
- 既婚者
- 子供あり
既婚者で子供がいる、たった2つ設定しただけですが、もしかして奥さんや子供に何か言われたのかな?とか、家族のために健康が気になっているのかな?と少し具体的な理由が想像できるようになります。
つまり、ペルソナを細かく設定することで、より具体的な動機を書くことができるので、新PASONAの法則で説明した各パートの内容で、より刺さりやすいストーリを作ることが出来るというわけです。
誰にで・・・では誰も共感しない
細かく設定しすぎると逆に良くないのでは?と思う人もいるかもしれませんが、それは逆です。
誰にでも当てはまりそうなストーリーは、誰も共感してくれないので結局意味がないんです。
100人に見てもらって100人とも共感しないで離脱するよりも、10人しか共感してくれなかったけど1人行動を起こしてくれた!
マニアック過ぎるペルソナもNGですが、ありきたりな話も感情移入する人はいないので、ペルソナはなるべく細かく設定するべきなんですよ。
ペルソナで設定する項目
- 年齢
- 性別
- 家族構成
- 住まい
- 職業
- 収入
- ライフスタイル
- 性格
- 趣味
これくらいの項目を埋めると、大体こんな感じなのかなー?っていうのが見えてきます。
ここで設定した人物像が興味のありそうなタイトル、刺さりそうなストーリーで本文を書いていく、というのが流れです。
セールスライティングまとめ
ちょっと紹介する順序がバラバラになってしまいましたが、まとめると以下の手順となります。(私の場合)
新PASONAの法則に沿ってストーリーを考える
タイトルと見出しを考える
リードを考える
最後に本文を読んで本タイトルに直して完成
ちょっと面倒だと思われるかもしれませんが、1つ作っておけばブログ内で集客してくれるので、勝手に収益をあげてくれます。
特にASP案件は高単価なものが多いので、ブログ収益のベースアップに必ず役に立ちますよ!
この手の記事を2、3個仕込んでおければ6桁くらいなら簡単に届くようになります。
セールスライティングはまだまだ奥が深いので、興味を持った方がいれば是非調べてみてください。
なお、このセールスライティングを応用した比較コンテンツの書き方もご紹介しています。
興味のある方はそちらも併せて参考にしてください。

それでは長文にお付き合い頂きありがとうございました。
もう限界が来たので寝ます・・・おやすみなさい。
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